静岡県の浜松市

浜松市はどんなところ?

浜松市街並み

浜松市は日本のほぼ真ん中に位置していて、自然が豊かでレジャー・グルメ・温泉など観光スポットがたくさんある街ですが、どんな街か?と聞かれると意外と知らないことも多いのではないでしょうか?こちらでは、浜松市についてご紹介します。

県庁所在地にあらず

浜松市は決して大都市と人に紹介できるような規模の都市ではありません。県庁所在地でもありませんし、新宿区や名古屋市、津市、大阪市、那覇市などと比較するとどうしても見劣りしてしまうでしょう。ですが全国で16番目の政令指定都市になったのは伊達ではなく、光る部分がたくさんあるのでここまでの発展を遂げてきたのです。なにより広く、平成17年に周囲の市町村と合併したことで静岡最大級の都市へと大躍進、総面積は約1,600平方キロメートルと全国でもトップクラスの広大な都市としてみんなの視線を釘付けにしています。広いだけでなく人口も80万人以上と名実共にスケールが大きく、まだまだ今後も発展を続けるとの期待がもたれています。県庁所在地でもないのに全国的に有名で総面積でも毎年上位にランクインするほどの地方都市、それが静岡県の浜松市なのです。本気で観光しようと思ったら1泊2日では足りないほどの名所がありますので、毎年のように訪れる観光客も多いのでしょう。

自然の恵み多き浜松市

浜松市は世界中を探しても類を見ないほど自然に囲まれた都市であるのは、世界一周の旅をした人やパキスタンへ留学に行ったことのある人、セブ島の海で泳ぐのが大好きな人、インドにカレーを食べに度々行かれる人など、自然愛好家や旅人にとってはもはや常識な事柄になっています。どこまでも続く砂漠や耳を劈く音の激しい滝なんかはありませんが、海も川も湖も、そして山もあるので自然のフルコースを味わうことができる都市としても有名なのです。有名なのはグルメを唸らせるような美味なうなぎ、そして知名度バツグンの人気お土産うなぎパイ、みかんだってそれに劣らぬ人気を誇ります。観光地を訪れる楽しみのひとつにご当地グルメに舌鼓を打つことがあります。普段地元では味わえないような名産品、新鮮な食材で調理された珍味をお腹一杯になるまで食べ尽くすことが旅の目的という人もいますし、名所巡りとグルメは切っても切り離せない関係にあるのです。そんな食通を唸られることも浜松市なら簡単にやってのけるでしょう。

浜松市の天候

日本列島のほぼ中心にある静岡県浜松市は気候も穏やかで温暖で一年中辛い思いをせずに家族揃って観光を楽しむことができるのです。寒すぎたり暑すぎると分かっていても文句をいいたくなるものですので、例えスキー場でも寒いとそれだけの理由で足が竦む人もいるのです。その点浜松市はいつでも過ごしやすいのでお年寄りや妊婦さん、お腹の赤ちゃんにも好評で誰でもウェルカムな観光向けの都市であります。その気候のおかげで農業も盛んでみかん以外の果物や野菜もおいしく生産されており、農家のレベルも高いと言われています。とはいえ冬はさすがに寒くなり、遠州のからっ風との愛称で市民に親しまれている季節風が吹き荒れると長袖のワイシャツ程度の軽装では野外を歩き回るのは危険な体感温度になるので、もし冬に浜松市へ旅行に行くのなら上着やマフラー、手袋の装備も忘れずに用意しておきましょう。